出羽三山・朝日(山形)庄内を基盤に、出羽三山の信仰文化、山岳、食、暮らし、周辺地域との接続を考える。修験と山岳信仰に育まれた祈りの道。
観光庁 採択事業 | 山旅ガイドネットワーク構築プロジェクト
全3回 オンライン説明会 & 勉強会
出羽・置賜・福島。地域を越えて学び、つながり、実践する。
磐梯朝日国立公園を舞台に、自然・文化・食・温泉・信仰・歴史・暮らしをつなぎ、地域全体で一つの旅を支える。
About the Project
一人の万能なガイドを育てるのではなく、
それぞれの地域と人の専門性をつなぎ、
旅前・旅中・旅後を、地域全体で支える。
本プロジェクトは、観光庁「地方部における観光コンテンツとローカルガイド人材一体的な質的向上事業」において、「磐梯朝日国立公園における広域連携型『山旅』人材育成・事業化モデル構築事業」として採択された取り組みです。
磐梯朝日国立公園およびその周辺地域を舞台に、自然・文化・食・温泉・信仰・歴史・暮らしをつないだ「山旅」を提供できる人材と、広域連携型の受入体制を構築します。目指すのは、一人のトップガイドを育てることではありません。スルーガイド、ローカルガイド、DMO、DMC、観光協会、自治体、宿泊施設、交通事業者、体験事業者などが、それぞれの役割を理解し、地域全体で旅を支えるネットワークをつくることです。
第1回は、プロジェクト全体の説明会を兼ねて広く募集します。現場で活動するガイドはもちろん、DMO・DMC・観光協会・自治体・宿泊・交通・体験事業者・旅行会社、そしてこれからこの地域の観光や山旅に関わりたい方まで、幅広い皆さまの参加を歓迎します。
What is "Yama-tabi"
山を登る旅から、
山を通じて土地に出会う旅へ。
登頂や完走だけを目的とする旅ではありません。山を通じて、その土地の自然・文化・食・温泉・信仰・歴史・暮らし、そして地域の人に出会う旅。山は目的地であると同時に、「土地を深く知るための入口」です。
Three Areas
出羽三山・朝日(山形)庄内を基盤に、出羽三山の信仰文化、山岳、食、暮らし、周辺地域との接続を考える。修験と山岳信仰に育まれた祈りの道。
飯豊(山形)飯豊を核に、米沢・南陽・長井・飯豊・小国・白鷹など、山と里の文化をつなぐ。原始の景観と、人の暮らしが織りなす山旅。
磐梯・吾妻・猪苗代(福島)磐梯・吾妻・猪苗代を中心に、火山、温泉、自然、食、信仰、暮らしをつなぐ。地球の鼓動を間近に感じる山旅。
福島を拠点にする人が、山形を知ろうとする。山形を拠点にする人が、福島を知ろうとする。
自分の地域だけで完結せず、他地域の専門性を尊重しながら、一つの旅としてつなぐ。
The Process
「ガイドとは個人ではなく、地域である。」という理念を軸に、山旅の考え方と世界基準、地域に共通する言語を学ぶ。
安全・保全・マーケティングを学び、地域で継続的に活躍するためのガイド力を身につける。
地域価値を編集し、広域で商品を造成し、世界へ届ける視点を学ぶ。
専門家とともに現地で実践的に学ぶ。
エージェント・メディアを招き、実際の受入・ガイドを実践する。
オンラインで学ぶ。フィールドで試す。チームをつくる。市場へ届ける。
Online Sessions
山旅を深く知り、世界基準で国立公園の自然の活用と保全を考える
これまでの磐梯朝日国立公園における連携の動きと、今回の事業で目指すもの。全3回オンライン勉強会、専門家同行フィールドワーク、FAMツアーというプロジェクト全体の流れを共有します。
世界の国立公園から、日本の国立公園を考える。登山を目的化するだけでなく、山を通じて土地の文化や暮らしに出会う旅の可能性を、世界の事例を手がかりに考えます。
スピーカー|芹澤 健一 氏(事前収録映像を予定)国立公園における広域連携と、訪問者の心に感動をつなげる旅づくり。旅前・旅中・旅後のそれぞれの接点がつながることで、一つの旅になります。
スピーカー|山下 真輝 氏広域連携、ガイドの新しい仕事、長期滞在、インバウンド、自然の活用と保全、地域経済への貢献。それぞれの視点から、これからの山旅の可能性を考えます。
今後のフィールドワークやFAMツアー、プロジェクトへの関わり方について、参加者の質問を受けながら考えます。
到達イメージ|山旅とプロジェクト全体の考え方を理解する
登壇者の詳しいプロフィールは 「第1回 登壇者」 をご覧ください。
安全管理とマーケティングの両輪で考えるガイド力向上
ガイドに求められる専門性は、案内技術だけではありません。プロフェッショナルとして継続的に活動するためには、「安全に旅を成立させる力」と「地域や顧客から選ばれ続ける力」の両方が必要です。世界基準の安全管理・リスクマネジメント、LNT(Leave No Trace)など自然の活用と保全の考え方に加え、ガイド自身のブランディング、マーケティング、CRM、デジタル活用について学びます。安全管理は事故を防ぐためだけではなく、「安心して任せられる品質」をつくること。安全・保全・マーケティングを一体で考えます。
第1回の振り返りと、第2回で考える「安全とマーケティングは、なぜガイドに必要なのか。」
世界のアドベンチャーツーリズムにおける安全文化、リスクマネジメント、危急時対応の考え方を学びます。さらに、安全管理は品質でありガイド自身のブランド価値にもつながることを踏まえ、マーケティング、CRM、SNS・デジタル活用など、継続的に活動するために必要な視点を共有します。
スピーカー|マイケル・ジョン・ハリス 氏(株式会社キャニオンズ 代表)ローカルコンテンツ × 世界基準 × Community Marketing。地域ならではの自然・文化・暮らしを活かしながら、安全管理やLNTの考え方を地域へ実装し、自然の活用と保全を両立する仕組みを考えます。地域を売り込むことだけを目的とせず、共通の価値観を持つ仲間やファンを育てる「Community Marketing」の考え方を、東北や台湾との取り組みを事例に共有します。
スピーカー|後藤 光正 氏(合同会社歩く東北研究所 代表)世界基準と東北での実践を交えながら、「安全はブランドになるのか」「世界基準を地域でどう実践するか」「ガイドはどのように地域の価値を高め、世界へ届けるのか」「Community Marketingで仲間やファンをどう育てるのか」をテーマにディスカッションします。
フィールドワークに向けて、安全管理・自然保全・マーケティング・Community Marketing・地域連携について整理し、それぞれの地域でどう実践していくかを考えます。
到達イメージ|世界基準の安全・保全を地域で実践する方法を理解し、Community Marketingを通じて仲間やファンを育てながら、地域で継続的に活躍するためのガイド力を身につける
日程・登壇者・プログラムは調整中です。確定次第、このページで更新します。
インバウンド顧客の満足度を最大化する 広域連携・商品造成・プロモーションを考える
インバウンド旅行者は、一つの地域だけではなく、地域と地域がつながることで生まれるストーリーや体験価値に魅力を感じます。本講座では、出羽・置賜・福島の3エリアがお互いを知り、それぞれの地域価値を共有しながら、「広域で旅をつくり、世界へ届ける」という視点を学びます。
第2回の振り返りと、第3回で考える「顧客目線で考える広域連携・商品造成・プロモーション」。
出羽・置賜・福島それぞれの地域が、現在の取り組み/山旅につながる地域価値/課題/連携したいこと、を各約10分で共有します。
全国の広域連携事例をもとに、誰が地域をつなぎ、何を共有すれば広域商品になるのかを学びます。
講師|西木 真央 氏(JATO 広域連携実践者/(一社)京都府北部地域連携都市圏振興社 旅行商品企画・販売促進事業部 企画営業主任)。京都府・丹後エリアで「アウトドア×観光×地域づくり」を軸にした実践型の地域創生活動を行う。外国人旅行者が何に感動し、何に価値を感じ、何に対価を払うのか。ガイド・商品造成・プロモーションを別々に考えるのではなく、地域全体で価値を編集し世界へ届ける視点を実践事例から共有します。
スピーカー|ミヨ・サラ 氏(一社DEGAM鶴岡ツーリズムビューロー 事業課チーフ)出羽・置賜・福島をどうつなぐか。3泊4日〜4泊5日の山旅をどう設計するか。商品造成とプロモーションをどう一体で考えるか。価格と満足度をどう高めるか。について議論します。
フィールドワークに向けて、地域の価値をどう磨き、どう世界へ届けるかを整理します。
到達イメージ|3地域を互いに知り、顧客目線で地域価値を編集し、広域で商品をつくり、世界へ届けるためのプロモーションまで一体で考えられる視点を身につける
日程・登壇者・プログラムは調整中です。確定次第、このページで更新します。
各回のみの参加も可能です。ただし、その後に予定する専門家同行フィールドワークは、原則として全3回のオンライン勉強会への参加、またはアーカイブ視聴を前提とします。
Speakers | 1st Session

海外・国内の山岳旅行、アドベンチャーツーリズム、国立公園を活用した旅づくりに携わる。世界の国立公園や山岳地域におけるガイディング、自然の活用と保全、地域連携の知見を持ち、山を通じて土地の文化や暮らしに出会う旅の可能性を国内各地に伝えている。
※対談形式による事前収録映像を予定。専門家のスケジュールにより、2回目以降でのご紹介になる場合もございます。

国内外の観光振興プランニング、調査研究、旅行商品開発に携わり、近年はアドベンチャーツーリズムの調査研究、ガイド育成、地域コンテンツ造成、ツアー設計支援を実践。自然・文化・アクティビティを組み合わせ、旅行者の感動体験を生み出すプログラム設計に精通しています。
Consortium
本プロジェクトの主体は「磐梯朝日国立公園の自然の活用と保全委員会」です。出羽・置賜・福島の各地域で活動するDMO・DMC・観光・体験事業者等が参画する、広域コンソーシアム型の連携体制で進めます。
世界水準のアドベンチャーツーリズムを日本に広げ、付加価値の高い地域づくりを目指す団体。地域側の実践者と、JATOの専門家・全国ネットワークがつながることで、磐梯朝日国立公園ならではの山旅を、より高い水準で育てていきます。全3回のオンライン勉強会、専門家同行フィールドワーク、FAMツアーを見据えた実践という一連のプロセスに関わります。
Details
Apply
第1回は、事業説明を兼ねて広く参加者を募集します。
無料で参加を申し込む※申込後、オンライン参加(Google Meet)リンクをメールでお送りします。※定員を設ける場合があります。※プログラムおよび登壇者は調整により変更となる場合があります。